先日のトピックモデルの記事中で、試しにヒートマップでの可視化を試みた時、
matplotlibのpcolorって関数を使用しました。
matplotlibでヒートマップを描こうと思うと少々無理やりな実装になるものも含めて、
imshowや、contourf、pcolorなど複数の方法が考えられ、結構迷いますが一番自然に書ける気がして採用しました。
しかしどうやらこのpcolor、あまり評判がよろしくないようです。
公式ドキュメントを見ても次ように記載があります。
Hint
pcolor() can be very slow for large arrays. In most cases you should use the similar but much faster pcolormesh instead. See there for a discussion of the differences.
要するに pcolormesh を使う方が良いようです。
ドキュメントはこちら。
matplotlib.axes.Axes.pcolormesh
Differences between pcolor() and pcolormesh()
の部分を読んでも、あまり pcolorにメリットを感じないので、
いっそのこと pcolor 自体を pcolormesh のエイリアスか何かに変えてしまっても良さそうなのですが、
戻り値の型が違うこともありますし、何か同じように使えない事情もあるようですね。
とりあえず今後はこれまでpcolorを使っていた場面ではpcolormeshを使うようにしようと思います。
ちなみに、x軸y軸が等間隔の場合はimshowの方がさらに速いそうです。
imshow
If X and Y are each equidistant, imshow can be a faster alternative.