決定木の可視化などに使うgraphvizをMacにインストールする手順のメモです。
ついでにpythonライブラリもインストールします。
まず、本体の方はドキュメントにある通り、homebrewでインストールできます。
brew install graphviz
pythonライブラリの方はこちら。 pipコマンドでインストールします。
pip install graphviz
動作確認をかねて Quickstartのコードを動かしてみましょう。
>>> from graphviz import Digraph
>>> dot = Digraph(comment='The Round Table')
>>> dot #doctest: +ELLIPSIS
>>> dot.node('A', 'King Arthur')
>>> dot.node('B', 'Sir Bedevere the Wise')
>>> dot.node('L', 'Sir Lancelot the Brave')
>>> dot.edges(['AB', 'AL'])
>>> dot.edge('B', 'L', constraint='false')
>>> print(dot.source) # doctest: +NORMALIZE_WHITESPACE
>>> dot.render('test-output/round-table.gv', view=True)
これでpdfファイルを開いた時に3個の丸を含むグラフが表示されたらOKです。
(2020/3/21 追記)
このページへのアクセスが非常に多い理由が不明だったのですが、
conda でインストールして、うまく動かなかった人がいるのではないかと思ったので補足します。
condaの方にも、 graphviz と言うパッケージがあり、
conda install graphviz
でインストールできますが、
これはgraphvizの本体が含まれないラッパーのみで、
しかも本体を別途 brew でインストールしてもパスが通らないことがあるようです。
conda で導入する場合は
conda install python-graphviz
を使います。
ほかのサイトでは、
brew で本体を入れた後に, graphviz と python-graphviz をそれぞれ入れている例を見かけますが、
試したところ、brewも無しで、
conda install python-graphviz
だけ、行えば動きました。
> このページへのアクセスが非常に多い理由が不明だったのですが、
自然言語処理100本ノックの課題でgraphvizを使う箇所があり、どうやってインストールしよう?と思ってググったら一番上に出てきました。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
お役に立ててうれしいです。