MacにIPAフォントをインストールする

MacにIPAフォントをインストールする手順のメモです。
データサイエンティストがフォントをインストールする目的はおそらく一つしかないと思うのですが、
この作業の目的は、pythonのグラフ描画ライブラリである、matplotlibで作成したグラフ中で日本語を使うためです。

もともとAppleGothicというのが入っているので、それを使ってもいいのですが、
「ー」や「数」など、かなり使用頻度の高い文字が対応していなかったりするので、IPAのフォントをインストールします。

配布元サイト
ダウンロードページ
インストール方法

それでは順番にやっていきましょう。

最初にダウンロードページからフォントファイルをダウンロードします。
ゴシックの方だけあれば十分ですが、せっかくなので
2書体パック(IPAex明朝(Ver.003.01)、IPAexゴシック(Ver.003.01))
を選びました。

ダウンロードしたzipファイルを解答すると中に次の2ファイルと、ライセンス関係のテキストファイルがあります。
ipaexg.ttf
ipaexm.ttf

この2ファイルを
/Library/Fonts
にコピーしたらインストール完了です。

Mac には、Font Book というアプリケーションがあり、インストールされているフォントを確認できますが、
この中に
IPAexゴシックと、IPAex明朝 というのが登場していれば成功です。
フォントを選択して、[i]マークを押すと、詳細な情報が見れます。
この中の、PostScript名 に入っている
IPAexGothic や、 IPAexMincho が、matplotlibに設定するときの名前なのでメモしておきましょう。