プログラミングの小ネタです。
集計結果をファイルに保存するときに、ファイル名に日付を入れておくことがあります。
コード中にハードコーディングして動かすたびに書き換えてもいいのですが、
普通は自動的に今日の日付が入るようにしておいたほうが楽なのでその方法を紹介します。
これは標準ライブラリの datetime で実現できます。
ドキュメントはこちら
datetime — 基本的な日付型および時間型
datetimeの中にもう一回datetimeが作られているとか、色々文句を言いたくなることもあるのですが、
時間処理に必要なことは大抵やってくれます。
実行美の日付を得るには、
datetime.datetime.today() か、 datetime.datetime.now() で現在時刻を取得して、
strftime() メソッドで、フォーマットを指定して表示するのが丁寧だと思います。
import datetime
today = datetime.datetime.today().strftime("%Y-%m-%d")
print(today)
# 2019-05-15
この方法でなんの問題もないのですが、
strftime() が strptime() と間違えやすかったり、フォーマット指定の文字列が大文字だったか小文字だったかド忘れしたりするので、
面倒な時は .date() メソッドで日付型にして時刻情報を捨て、 str()関数で文字列型にするという雑な方法でやっています。
today = str(datetime.datetime.today().date())
print(today)
# 2019-05-15
.date() を外すと、時刻まで出力されるのですが、空白が入るのでファイル名には使いにくくなります。
ただ、ロギングが目的の場合は時刻まであったほうが便利でしょう。